
みなさんサビキ釣りはやったことありますでしょうか。
多分、ありますよね。
した事ない!っていう人は多分かなりの少数派なのでは…と私は勝手に想像していますがどうでしょうかね…。
今回はそんな大体の人が一度はやった事があると思っているサビキ釣りについてですが、
特に夜の常夜灯下×湾奥×サビキ釣り。というニッチな釣り方について色々語ろうと思っています。

多分、サビキ釣りというのは朝まずめや夕まずめなどのマヅメ時間帯、
もしくは夜間電気浮きをつけてかっ飛ばして大きな回遊魚を狙う。などの釣り方が一般的じゃないかなと思います。
しかし今回この記事では、あまり注目されることのない夜の常夜灯下×湾奥という状況下でのサビキ釣りについてその魅力と楽しみ方をみなさんに伝授したいなぁと考えています。
地味な釣り。っていうのは間違いではないのですが、本当に奥が深くて面白い釣りなのです。
では早速本編?へ入っていきましょう…。
湾奥×夜の常夜灯下ってどこのことだよ!
湾奥×夜の常夜灯下という言葉を記事の冒頭ですでに何回か使ったわけですが、これを聞いても一体どうゆう場所のことを指しているのか分からない!という人もいるでしょう。
早い話が下記の画像のような場所です!!



(これは一例です)
文章で説明するとちょっと港の入り口とは離れた港の一番奥まった部分の場所。それも常夜灯があって一晩中明かりがついているポイントのことを指します。
一見船も多く、水深も浅そうだし、とてもじゃないけど魚なんていなさそうですよね。
しかし、こんなポイントでも夜になると案外魚が集まってくるものなのです。
では次の章ではなぜこんな場所でのサビキ釣りを勧めるのか。その理由について詳しく紹介していきます。
湾奥×夜の常夜灯下で夜サビキをするのがおすすめな理由
私がこんな場所でのサビキ釣りを勧めるのにはちゃんと一応訳があります。
理由はこれから紹介する下記の3点です
1,一人勝ちできる

一体どういうこっちゃ!って感じですが
湾奥×夜の常夜灯下なんてニッチなポイントでサビキ釣りをする人はかなりの変態なので少数派です。
つまり誰にも魚が釣られないために、ある程度魚が残っている事が多く、いざ釣りに行ってみると案外魚が釣れて一人勝ち状態になることが割とあるのです。
さらに、アジングで狙っている人が居たとしても、その日のアジやその他の回遊魚の餌となるベイトの有無にもよりますが高確率でサビキ釣りの方だけに魚が釣れる!みたいな状態になることが私の経験上多く、早い話が無双状態になりやすいのです。
2,常夜灯直下は魚が集まるポイントだから

常夜灯の直下は実は魚があつまる絶好のポイントだったりします。それはなぜか??
それには以下の理由があります。
1,餌となるプランクトンには正の走光性があるものが多く、常夜灯の直下に集合するため
2,その集まってきたプランクトンを狙ってアジやイワシなどの回遊魚が集まってくるため
このような理由のため、常夜灯直下でのサビキ釣りがお勧めなのです。
なので後述しますが、魚は足元に照らされた光によってくるので、使う仕掛けも浮きなしのシンプルなサビキでOK。
地元の玄人たちの中には延べ竿で狙っている人もいます。
3,湾奥は波が穏やかで釣りがしやすい

例えば冬場や特定の季節など、地域によっては季節風が吹くことも多いです。
そのため、せっかく海に行ったのに外海は大荒れ!これじゃあ釣りにはならないね。なんてことも釣り人なら割とあると思います。
しかし、そんな時にお勧めしたいのは湾奥のポイントです。
湾奥ならよっぽど台風直撃レベルの風と波が吹き荒れている状態ではない限り、比較的に穏やかな環境で釣りをする事ができるのです。
湾奥×夜の常夜灯下の夜サビキの魅力
ではここからは使う道具・狙うコツ・ポイントなどを後回しにして、この釣り方の魅力について紹介します。
私が思う一番の魅力として,スローな釣り方である。というところがあると思います。

この釣りは、アジングのように常にキャストを繰り返し、常に竿を手に続け、アクションを入れたりする必要はありません。群れが止まったら一旦竿を置いてのんびり待っていても大丈夫な釣りです。
また、特に夜間は群れの規模もまずめ時間帯のような大規模になることは少なく、散発的にパラパラ釣れて一休み、また時間を空けて釣れ始める。のように入れ食いになって忙しい!みたいなことにはならない事が多いです。
さらに、基本的には誰も狙わないような場所で釣りをする関係上、他の人と一緒になることも少なく、落ち着いてゆったりと釣りに打ち込む事も可能です。
私の場合は人が0人の状況になった時は、近隣の方々の迷惑にならないぐらいの小さい音量でラジオをかけたり、ポッドキャストを聴いたりしながらのんびり釣りをすることもたまにあります。湾奥×夜の常夜灯下でのサビキ釣りというのはとにかくスローな釣りなのです。

次に、探る魅力。というものがあると私は思います。
これはアジングにも通ずるところがあるような気がしていますが、とにかく様々な場所の夜の常夜灯の下を狙って釣り歩くわけですから、こんな場所でもアジが釣れるんだ!というような発見・気付きをすることが多々あります。
例えば昼間は底が見えるぐらい透明で何も居ないポイントでも夜にはアジがたくさん集まっていることに気づいたり、
まずめの時間帯は全く釣れないような場所でも深夜になると常夜灯の下にイワシがたくさんいることに気づいたり…
などなどいろいろあります。たまに私も近所の漁港の湾奥で見つけた釣れるポイントで夜間に常夜灯直下のサビキをしていると、散歩している地元の人や近くにいる漁師の人に声を掛けられ、「こんなとこでもアジが釣れるんやなぁ。」なんて言われる事があったりしますがやっぱり自分で探って見つけた場所でサビキをする。っていうのは結構面白いように感じます。
この記事を読んだあなたにも是非自分だけの夜サビキの穴場ポイントを探る楽しみを味わってもらいたいものです。

また、少し前述した部分と似ているのですが、攻略することの面白さという部分もこの釣りを語る上では欠かせません。
例えば常夜灯の明暗の狙い方、常夜灯の色ごとの狙い方、水深が浅いポイントならではの狙い方、などなど挙げればキリが無いのですが、どの場所でどうやって狙うか。という攻略法を考えて組み立てて釣りができるのもこの釣りの魅力ではないかと私は考えています。
湾奥×夜の常夜灯下の夜サビキ釣り:ココを狙え!
ここからは湾奥×夜の常夜灯下でのサビキ釣りをする際に押さえて欲しいポイントについて軽く触れていきます。
基本的には私がこの釣りで狙うポイントは下記↓
狙うポイント1:基本は常夜灯周辺

まずはこの釣りの基礎となる常夜灯直下を狙いましょう。
こんな感じの常夜灯がある釣り場ならとりあえずはOKです。
狙い方は簡単。明るく照らされた部分に仕掛けを落とし、あとは普通のサビキ釣りのように釣りをするだけ。
特に常夜灯がある関係で釣り座も明るいので初心者の人にはお勧めです。

また、釣り場について常夜灯に照らされた海をのぞいてみると、こんな感じに地域や狙う場所によっても異なりますが、常夜灯周辺に集まったアジやサバ、イワシなどの回遊魚が集合している様子が見られることも多々あります。
狙うポイント2:狙い目は明暗・流れ込み

次に抑えるべきポイントは明暗・流れ込みです。
特に明暗の境目についてはどの常夜灯直下にも存在するので必ず狙っておきたいポイントです。
あと意外と見落とされがちな足元の堤防の影と照らされた部分の境目も外せません。足元だから魚はいないだろうと思わずに一度は狙ってみることをお勧めします。もしかすると警戒して光の外側に集まった良型のアジやサバが釣れるかも??
また、流れ込みも非常に有効な狙い目です。
小規模な水路であっても淡水×海水が混ざるポイントはプランクトンも多く、その他の餌になるようなものも流れてきます。そのためここも狙うべきポイントです。常夜灯の近くに流れ込みがあるような場所を見つけたらぜひ試してみましょう。
狙うポイント3:常夜灯の色に注目

常夜灯の色には寒色系(水銀灯・LED灯・蛍光灯)タイプのもの、それと暖色系(ナトリウム灯など)タイプの2種類が存在します。
かつては暖色のナトリウム灯が最大勢力を維持していましたがそれも過去の話。現在ではさらに長寿命なLED電球が普及したことにより、徐々に寒色タイプのLED灯が勢力を拡大しています。
なぜ突然こんな話をし始めたのかというと、この常夜灯の色によっても釣れ具合が変わる事があるためです。
特に2色の常夜灯が混在する港では片方だけよく当たる!とか異なる色の常夜灯が隣り合っている場合だと、色が混じり合っている境目がよく当たる!のように感じることがどうも私はあるような気がするのです。
実際、釣れ具合に差があるのか、仮に差があるとして何が原因でそうなっているのかはまったくもって不明ですが、釣りをする際はぜひ頭上の常夜灯の色にも注目をしてみると良いかもしれません。
湾奥×夜の常夜灯下の夜サビキ釣り:釣果を伸ばすコツ

明るい場所だけを探らない
魚は常夜灯の周りに集まるってのは間違いではないのですが、必ずしも全ての魚にそれが当てはまるとは言えません。
特にさっきもちらっと触れましたが大型の個体や警戒心の高い個体は、明暗の境目にいたり、光から少し離れた暗がりや係留物の付近にたまっている事があります。
1箇所に留まりすぎない
夜間は場所によっては小さな群れが散発的に回ってきて釣れる!みたいな状況になることが割とあったりします。
そのため、普通サビキ釣りは1箇所で餌を撒き続ける釣りですが、夜間の場合は湾内にある様々な常夜灯を回ってみたりして、足で数を稼ぐという釣り方もアリではないのか?と思っています。
手返しは素早く
これは日中やまづめ時間帯とも共通ですが、せっかく回ってきた群れを逃さないように手返しは素早く行いましょう。
そのためにも道具の配置を見直したり、使う仕掛けの長さ、針外しの導入など、サイクルを高めるためにもいろいろと試してみましょう。
湾奥×夜の常夜灯下の夜サビキ釣り:お勧めタックルとか
ではここからはどんな道具で私が湾奥×夜の常夜灯下のサビキ釣りを楽しんでいるのかについて紹介していきます。
この辺りはあくまでも目安としてまあみていただければ良いかなぁと思っています。
(正直、サビキの仕掛けと基本的な道具さえあれば釣れる釣りなので。高い釣具とかいらないし)
釣り竿

基本的にリール竿延べ竿のどちらでも構いません。
長さは最低でも2mはあった方が良いと思います。サビキの仕掛けを使うにあたって2m以下は流石に扱いづらいと思うので。
私が使っている竿は延べ竿・リール竿どちらも4.6mの竿です。ちなみに磯竿を使っています。
延べ竿を使ったサビキ釣りに関しては下記の記事でかなり詳細に紹介していまるのでそちらも参考にどうぞ。
リール
私はSHIMANOの最安級のリールを使っています。
正直これも3000円以上するものだったらどれでもいいです。
流石に1000円台はトラブル頻発で釣りにならないことも割とあるのでやめておいた方が良いと思います。
サビキ仕掛け

いろいろありますが、お勧めなのがあまり派手すぎない物。
夜の常夜灯の足元には目視できるほどの水深まで魚が上がってきています。なので、なるべく魚皮などのナチュラルに誘えるようなサビキ仕掛けが個人的に良いかなぁと思っています。
あと針の大きさですが、釣り場にいるサイズの魚に見合った針の大きさの仕掛けを選びましょう。
擬似餌の種類とかよりもここが一番大事なポイントです。
サビキ仕掛けに関しては市販で揃えるのも結構ですが、自分で作るのも割と楽しいです。
一応別記事でこれまで作った自作サビキと、代表的なスキンサビキの作り方について書いた記事があるのでそちらもよかったらぜひどうぞ。
湾奥×夜の常夜灯下の夜サビキ釣りで注意すべき点
係留されている船に注意

湾奥には船溜りといって漁船やレジャーボートなどが係留されているポイントも多いです。
そのため、あまりに船が密集しているポイントでの釣りは迷惑になるので慎みましょう。
また、船を渓流するためのロープなどが水中に入っていることがあったりするので可能であれば、日中の時間帯に下見に来たりするのもありです。何せ、漁業関係者の方々に迷惑がかからないようにお願いします。
立入禁止区域には入らない
夜間は啓発看板などが見えづらく、知らず知らず釣り禁止の場所で釣りをしているかもしれません。
そのため釣行前にはインターネットなども活用して釣りが可能であるかの確認を取ることをお勧めします。
湾奥×夜の常夜灯下の夜サビキ釣りのススメ

今回は、湾奥×夜の常夜灯下で楽しむサビキ釣りについて魅力・釣り方などを紹介しました。
あまりサビキ釣り=夜。とはならないものですが、やってみると意外な発見があったり、思いの外良い釣果を得られたりと案外面白い釣りなのでぜひともお勧めしたいです。
くれぐれもルールを破らずに楽しみましょう!
以上。西浦氏がお届けしました!



